写真左・おたいこ柄、右・前柄
御所解模様と表記しましたが、正確には荒磯模様に松、ですね。
しっかりとしたチョコレート色のこげ茶地。
様々な色目のきものに、良いアクセントとして活躍してくれます。
袋帯では仰々しいし・・という場面、
塩瀬の名古屋帯ではありますが、お正月など、華やかなお祝い事にもお使いいただけます。
先月ご紹介したものは、どちらかというと気軽な帯。
こちらはもう少し格調のあるフォーマル向きの帯。
御所解とひと括りにするには範囲が広いですね。
御所解模様とは一般的に遠近感のある風景模様のような図柄を指しますが、
もともとは御所の女中が奥方から払い下げられた小袖を引き解いて用いたといわれています。
その成り立ちからも、高貴なもの・雅びの象徴のような格付けの柄行きなのかもしれません。
表地価格 209,000円(税込み)