写真左から、全体像・おたいこイメージ・前柄
白地の唐織袋帯です。
軽くてしなやか。一昔前の袋帯に比べてとても締めやすくなっています。
また配色の数が多いわりに、色目が落ち着いていますので重宝します。
縅(おどし)とは、日本の甲冑によく使われていた様式で、
小札(こざね)と呼ばれる鉄片を革や組糸などで装飾し、それを連ねたもの。
その配色はとても美しく、帯の文様などに使われるようになりました。
余談ではありますが、この手の帯にはよく助けられた修行時代の思い出があります。
個性の強いきものにも自然となじむのです。
困った時には鎧縅の帯を合わせていました。
そんな経緯もあり、懐かしく、仕入れることとなりました。
表地価格 ご売約済み